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韓国の世界無形遺産 > 韓山カラムシ織
韓山カラムシ織
カラムシはカラムシの皮を剥いたものが材料となっている。「紵布」とも呼ぶが、非常に長い歴史を持つ。糸の材料は、一年に普通三回ほど収穫するが、収穫の時期は5月~6月初旬、8月初旬~8月下旬、10月初旬~10月下旬であり、第二の収穫時期のカラムシが最も品質に優れている。

韓山カラムシとは、忠清南道・舒川郡・韓山地域においてつくられるカラムシのことをいう。外の地域のものに比べ、上質であり、繊細で端正な美しさをもっているので、カラムシの代名詞となった。韓山地域においてカラムシ織が盛行した理由は、この地域がカラムシの成長条件に非常に適しているからである。カラムシは夏に気温(平均気温20~24度)が高く、年平均の降水量が1,000mm以上であり、湿気の多い場所で生育が活発だという特徴を持つ。西海岸に沿った韓山地域一帯がこのような条件に最適である。

制作過程は大きく、栽培・収穫、カラムシ剥ぎ、苧引き、苧蒸し、苧績み(おうみ)、撚りかけ、カラムシ織、カラムシの漂泊の順に行われる。具体的に説明すると、カラムシを栽培して収穫したカラムシを選別し、剥いだ後、一日浸水させて乾燥させる。これを再び浸水させ、細かく裂いて糸を紡ぐ。これを「苧績み」という。カラムシの糸を作る過程は撚りかけという。
カラムシ織の重要なポイントは糸の均一さであるが、韓山カラムシは均一さに優れている。このようにつくられた糸を一定量ずつまとめて入れ、紐で十字型に結ぶ。カラムシの糸の太さによって一反に何本が入るのか決める。ノリを付けた後、機織りで織り、最後の漂白の過程は水に浸けて数回にわたって天日干しをすると、白いカラムシに仕上がる。このように、織物になるまで手が込んでおり、完成まではかなり忍耐力を必要とする。

カラムシ織は風通しの悪い建物で制作するが、湿度が低いと切れやすい性質を持っているからである。カラムシは通常、7セから15セまで制作されるが、10セ以上をセモシ(細いカラムシ織)といい、その数字が高くなればなるほど高級品とされる。1セとは、30cmの幅に80本の経糸によっておられたものをいう。

韓山カラムシは韓国の伝統美のシンボルとなっており、夏の伝統服を代表する素材である。1967年に国家の重要無形文化財に指定され、技能保有者は方連玉(パン・ヨノク)、伝授教育助教として朴承月(パク・スンウォル)、高分子(コ・ブンジャ)が指定されている。また、舒川郡では韓山カラムシ館を運営し、韓山カラムシの普及と広報に努めている。
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