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文化財庁紹介

設立目的·役割

設立目的

文化遺産の保存と価値の創出により、民族文化の発展に寄与

文化遺産の継承·発展により、世界トップレベルの文化国家を実現

  1. 1. 文化財政策と調査研究の品質の向上、専門人材の養成により文化財の保存·管理の基盤を拡充
  2. 2. 文化財の社会的·歴史的·経済的価値を高めるため、文化財の保存·管理の品質を向上
  3. 3. 文化財の享有機会を増やし、文化財の価値を国内·国際社会に広く発信

役割

文化財庁は、韓民族の英知と息吹が宿る貴重な文化財を、体系的に保存·管理するとともに、民族文化を継承し、これを効率的に活用することで国民の文化的向上を図ることを役割の基本としています。そのために文化財庁が取り組んでいることの具体例は、次のとおりです。

文化財の指定·登録

文化財の中でも特に重要なものを指定文化財に指定·管理する業務を行っています。国宝·宝物のような国家指定文化財の指定·管理業務は、文化財庁が直接担当し、市·道指定文化財の指定·管理については、自治体の業務をサポートしています。また、指定されていない文化財の中で、保存のために特に措置を必要とするものを登録文化財に登録し、保存する業務も行っています。


現状の変更·発掘などの許可

国指定文化財や保護区域の現状を変更したり、保存に影響を与えるおそれのある行為をしたり、地下·海底に埋もれている文化財を発掘するためには、文化財庁長の許可が必要です。国指定文化財と関連した各種現状の変更および国外搬出·埋蔵文化財の発掘の申請などを検討し、許可するかどうかを決定することが文化財庁の重要な役割の一つです。


文化財の保存と財政支援

文化財庁は文化財の保存·整備等のための財政支援を行っています。国指定文化財の管理·修理、重要無形文化財の保護·育成などのための国庫補助金を支援し、百済など7大文化圏における遺跡の整備、南海岸観光ベルトにおける遺跡の整備など、様々な遺跡の整備のための予算を支援しています。


朝鮮の宮殿·御陵、重要遺跡の管理

文化財庁は景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮と宗廟、東九陵、西五陵など、首都圏地域の朝鮮王陵を直接管理するとともに、景福宮や徳寿宮の復元·整備事業などを進めています。また、世宗大王遺跡·顕忠祠·七百義塚などの重要な国の遺跡を管理しており、国立古宮博物館·国立海洋文化財研究所などの運営に務めています。


韓国の文化財のグローバル化、そして南北の文化財交流

ユネスコ世界文化遺産や世界記憶遺産への登録、「人類口伝および無形遺産の傑作」の選定などで、韓国の文化財の素晴らしさを世界に発信し、日本·中国·ロシアなどの外国と、文化財分野の国際協力を強化する業務を行っています。また、高句麗古墳群の保存への支援などにより、南北の文化財交流を活性化するための努力も傾けています。


文化財の調査·研究及び専門人材の養成

文化財庁所属の「国立文化財研究所」により文化財の科学的保存·管理のための各種調査·研究を行っています。また、文化財に特化された国立4年制大学の「韓国伝統文化大学校」を設立·運営し、文化財の専門人材を養成することにも力を注いでいます。